10月22日曽我川の増水について


10月22日、大雨による増水で曽我川の水位が氾濫危険水位にまで達しました。
原因は、台風21号と秋雨全の影響で、15日以降、雨が降り続いたことによります。
豊津橋付近に設置されている水位計が4mを超え、曽我川の遊水地を兼ねている緑地公園内に大量の水が流入しました。
緑地公園は十数年前に曽我川の治水目的も兼ね造成されましたが、そこへの水の流入は初めてのことです。
流入は21時頃、水位計の水位が3.9mに達した頃から始まったと見られます。
水位は
20時に3.7m
21時に3.9m
22時に4.0m
23時に4.0m
24時に4.0m
01時に3.6m
02時に3.0m
と推移しています。
20時30分に3.8mに達しましたがその時点では流入はまだ始まっていません。
21時30分には4mに達していましたが、その時点では滔々と水が流入していました。
流入は21:30から0:30頃まで約3時間続いたと考えられます。
緑地公園内は最大で23.2000立米貯水できますが、当日は約27.000立米の流入があったと推測されます。
降雨の具合がそのままの状態であれば後約20時間は氾濫を回避できたと考えられます。
ところで、曽我町と曲川町の間に坊城川と呼ばれている水路があります。
これと西新町にある水路は最終的に緑地公園付近で曽我川に接続されていますが、曽我川の水位が上昇すれば
逆流する可能性が大きいので、水門は閉められます。
その結果、そお水路からあふれた水の影響で西新町では道路が冠水状態になったところがあります。
また、光専寺から東側の東二丁目でも冠水状態が見られました。
緑地公園南側の曲川大橋から西に延びる道路やその左右の田は冠水状態でした。
当日は18:53に市から避難準備・高齢者避難開始情報が伝達されました。
自治会でもそれを受け、緊急放送およびホームページからの緊急メールを発信しました。
避難場所になった真菅地区公民館には26人の方々の避難がありました。